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グーグル先生










モグラ団に誘拐された、大金持ちの子供

それを救出するために、急遽、警察チームが組まれた

ここは、子供を助け出して、
大金持ちからの褒美金を頂きまくるチャンスですね………!!!

ああ、もしも、子供を無事に助け出した暁には、
我々一人につき、百万円が支払われるそうだぞ

おおおおおっ………!!!大ボーナス!!!

もちろん、モグラ団も、大金持ちの金が目当てのようだ
身代金を請求してきている、請求額は、なんと一千万円だそうだ

それで???そのお金は???

もちろん、大金持ちが用意してくれた
このアタッシュケースの中だ

もしも、これがモグラ団に渡るようなことがあれば………
やつらのことです、
すぐに銃火器類を買い占め、武装することでしょう

ああ、そうすれば、やつらと我々警察の戦いは激化する
この金を渡すわけにはいかん、我々も命が惜しいからな



それに………

もしも、金を渡さずに子供を助け出したなら
このトランクケースの中身は、我々で山分けしてもいいそうだ

おおおおおおっ、やった!!!

だから、我々は、今回、少人数で事件の解決を目指すことにした
お前と、俺、この二人組で事件を解決する

二人で山分けと行こうぜ!!!五百万だ!!!

えっ????モグラ団はいったい何人なんです???

モグラ団は五人で子供を誘拐したそうだ

まさか、五人の武装モグラに、たった二人で挑もうというんですか???

無茶ですよ!!!無茶苦茶ですよ

まあ、安心しろ、お前は一人を相手どればいい
俺が四人仕留めてやるぜ

せっかくだから、敵一人に二百万の賞金をかけようか???
俺が八百万、お前が二百万の計算になるな

なに言ってんです!!!僕が一千万、全部いただきます!!



敵は現在、廃墟となったビルに陣取っているな

そして、身代金と、逃走用のヘリを要求している
ビルの屋上から、ヘリで逃げおおせようというわけだな

五人は、廃墟ビルの最上階、つまり屋上の一つ下の階にいるようだ

そこで、身代金と人質の息子さんを交換する手はずになっている

おそらく、モグラたち犯人は
一人がヘリのパイロットとして、運転役を担当する
一人が大金持ちの息子さんを確保する係
一人が、ゴキブリを確保する係
そして、二人が武装して、我々を待ち伏せている

どうだ???我々ふたりでも、無茶ではないだろう

もしヘリのパイロット役を仕留めれば、やつらはこの廃墟ビルからは逃げられない
もう、廃墟は陸の孤島に過ぎなくなる………

ゴキブリ………ってなんですか????

そう、大金持ちの息子は、なぜか巨大なゴキブリをペットにして可愛がっている異常者だ
だから、やつらも誘拐するときに仕方なくゴキブリを一緒に連れて行ったらしい

ちなみに、さらわれたのは、息子がゴキブリと一緒に
大きな私有庭園で散歩していた時だったそうだ



ここが、例の廃墟ビルなんですね、、ここにモグラたちが立てこもっている………!!!

廃墟ビルだから、もちろんエレベーターなどは動いていない

12階建てのビルだ、階段を登るぞ!!!

ちょっと待って、なぜ、身代金をヘリに乗せて運ばないんですか???

ヘリなどで行ったら、すぐにモグラたちに囲まれて
子供も救出できずにやられるだろう

それよりも、階段だ!!!!足を使え!!足を!!!

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はあ………はあ………はあ………!!!!

息が上がってるぞ!!!その調子じゃ、
モグラたちにハチの巣にされて終わりだ!!

無茶言わないでください!!!無茶苦茶だ!!!
僕は、一千万の入ったアタッシュケースを持っているんです

それより、もうじき、最上階だ
準備はいいか???ピストルを出しておけ

そうですね………

ちゃき………ちゃき………



警察二人が、ピストルを出し、最上階に差し掛かる

その時、突如、上の階段から、一匹のモグラが現れた
手に持っているのは、アサルトライフル

くっくっく………その身代金を、渡してもらおうか………

警官二人は、アサルトライフルで狙われながらも
ピストルで、モグラに向かって狙いを定める

大金持ちの息子さんはどこだ!!!!彼を先に出せ!!!

まあ、焦るな
ちゃんと用意してある、下を見てみろ

俺は今、上のやつから目が離せない!!!
お前!!!下を見るんだ

分かりました………
あっ………息子さんと、モグラが二人います!!!!

なに!!!

ひとりは、息子さんを捕まえていて、ひとりは、我々を狙っています!!!
挟み撃ちにあってしまったようですね………

後輩の警察は、アタッシュケースを持ちながらも、
下のアサルトライフルを持ったモグラに、ピストルの照準を合わせる



そう、我々は、お前たちが階段で来るだろうことを見越して
下の階に、モグラを配置しておいたのだよ

さあ、アタッシュケースを渡せば、息子さんを渡そう
そして、アタッシュケースの中身を確かめたら、下の階のモグラを引かせて
キミたちを解放しようじゃないか………

我々も人殺しはしたくない、約束は守ろう

ちっ、しょうがない、、、

お前、そのアタッシュケースを俺に渡せ
俺が、身代金をモグラに渡そう

我々のボーナスが………みすみす奪われてしまいますよ!!!

背に腹は代えられない、さあ、寄越すんだ

アタッシュケースを受け取った警察は、
それを上にいるモグラに渡すため、階段を登っていく

アタッシュケースを持っていくと同時に
人質の大金持ちの息子は、モグラに連れられて、上の警察の元へと向かう

そして、ついに、武装したモグラに、そのアタッシュケースを手渡した
それと同じくして、大金持ちの息子も拘束から解放された



ご苦労、、、このアタッシュケースのダイヤルナンバーは何かね???
息子さんを返したんだ、教えたまえ

〇〇〇〇だ!!!

よし、このアタッシュケースの中身は、仲間に確かめてもらおう
キミは戻りたまえ

警察は、ピストルを構えながらも、再び、
部下と大金持ちの息子がいる下へと戻っていく

あああ、我々の金が、、一千万が………

まあ、息子は無事だったんだ、よしとしようじゃないか

息子は何も言わず、ぼーっとしている

相変わらず、上と下に挟み撃ちにされている、二人と息子

しかし、やがてアタッシュケースの中身の確認が終わったようだ

下の二人のモグラが、そろそろと、階段下から姿を消す

よし、オーケー、取引成立だ
キミたちは帰ってよろしい、、、
これから我々は、逃走用のヘリを調達しなければならないのでね

キミたちといつまでも一緒にいる暇はないのだよ

くっ、、、、帰るぞ!!!!

そんな、、、なにもできないなんて………



二人の警察が、がっかりしながらも、廃墟ビルの階段を下りていく

でも、待ってください???

やつらはすでに、唯一の人質である大金持ちの息子さんを手放してしまいました
ということは、モグラ団たちを守ってくれる人質はもういないということです

後は、やつらにヘリコプターなど渡さずに置けば、
もはや、やつらの逃走手段はありません、陸の孤島にいるだけです

我々の仲間で取り囲んで、一気に責め立てるなり、兵糧攻めにするなり、
自由自在なのではないですか???

いや………普通なら、そう思うところだろう
だが、そうすることができないわけがある
やつらモグラ団には、保険があるのさ

保険????

そう、保険の人質だ

そこで、一階にたどり着いた
警察二人は、大金持ちの息子を連れて廃墟ビルから、とぼとぼと出てくる



すると、そこには、着物を着た、父親、大金持ちがいた

ぼーっとしていた大金持ちの息子は
父親である大金持ちを見ると、途端に、はっと気が付いたように顔色を変える

パパ………!!!

おお、大丈夫だったか!!??息子よ!!

パパ………大変だよ
ペットのゴキブリが………、、パパ………ゴキブリを助けて………

なに!!!

ゴキちゃん!!!やつら、ゴキちゃんを………???

なんとしても、なんとしてもゴキちゃんを取り戻さなくては………!!!

あの人たち、ゴキブリがそんなに大切なんですか????

そう、あの大金持ちたちはゴキブリが大事………
やつらモグラ団はそれを知っていて、保険の人質として、ゴキブリをとっていたのさ

つまり、俺たち警察は、ペットのゴキブリを人質に取られている限り
モグラ団たちのところへ突入することができないんだ

ゴキブリにもしものことがあれば………
大金持ちの大目玉を食らっちまうからな

俺たちは大金持ちの意向に従う、、、準備しておけ!!!



ばたばたばたばたばたばたばたばたばた………

ヘリのパイロットである大金持ち、そして俺たち警察の二人は、ヘリに乗っていた
大金持ちが用意したヘリである
大金持ちは、ヘリも操縦できたのだ、娯楽のひとつなのだろう

モグラ団は、逃走用ヘリと、新たに一千万円の身代金を要求していた

そう、ペットのゴキブリのための一千万である
この世は、なんとくだらないことに大金が使われることであろうか

嘆かわしい、嘆かわしいことだ

そして、俺たちの乗ったヘリは、少しずつ廃墟ビルへと近づいていく………

ばたばたばたばたばたばたばたばたばた………

ヘリから見えるモグラ団の様子………

一人はヘリのパイロットなのだろう
そして、一人は人質のゴキブリを抱えている
一人は、一千万のアタッシュケースを持っており
そして、二人はアサルトライフルで武装していた

来たな!!!!さあ、降りろ降りろ!!!ヘリを明け渡せ!!!
要求の追加の一千万はどこだ???

警察たちはさすがにヘリを降りるような真似はしない
そのようなことをすれば、犯人たちが用意したロープで縛られてしまうことが
目に見えていたからだ

一千万を渡す前に!!!人質のゴキちゃんをこちらに渡したまえ!!!
そこにいるゴキちゃんだ!!!

パイロットである大金持ちが、声を張り上げる



おやぁ???立場が分かってねぇなぁ

あんたの息子、あれは一応、人間だ
殺したら、俺たちみんな、人殺しになっちまう

だが、このゴキブリは違う、ただのペットで、害虫でしかねぇ
巨大なゴキブリ………!!!!
殺したところで罪にはならねぇさ

この場で殺してやってもいいんだぜぇ!!!

や、やめてくれ!!!そのゴキブリだけは!!!そのゴキブリだけは!!!

さあ、一千万寄越すんだな!!!

仕方がない………!!!!
渡すしかない!!!

警察は、ヘリの中に置いていたアタッシュケースを手に取ると
そのままヘリを降りた

敵意を見せぬように、ピストルは腰だ
だが、ヘリの中にいる部下は、ピストルをモグラたちに向けていた

よし、そのアタッシュケースを、そいつに渡すんだ!!!



警察は、モグラたちの中で何も持っていないヘリのパイロットに
近づき、、、そしてアタッシュケースを手渡した

アタッシュケースのダイヤルナンバーを教えろ!!!

警察は、モグラのパイロットに、ダイヤルナンバーをそっと耳打ちした

モグラのパイロットは、警察の後ろ手を縛ると、アタッシュケースを調べ始める

よし、アタッシュケースの中身を確認させてもらうぞ
確認した後は、お前らを全員、ヘリから降ろしてロープで縛るからそのつもりでな

へっへっへっへっへ………また一千万手に入っちまった

五人のモグラの仲間たちは、新しい一千万のアタッシュケースに目が釘づけだ

注意がそれている………今がチャンス………!!!

ゴキちゃん!!!こっちにくるんじゃ、こっちじゃ!!!!

かさかさかさかさかさ………

大金持ちの呼びかけに応えるように、モグラの腕の中の巨大ゴキブリが、手足をうごめかす………

うわあああああああああああ!!!!キモッ………!!!気持ち悪い!!!!

あまりの気持ち悪さに、モグラも腕を緩めたのだろう
その隙間から、ゴキブリはするりと抜け出して、地面に転がり落ちた

人質の安全を確認!!!!いまだ!!!!撃てぇ………!!!!

ばきゅうううううううううううううううううううんんんん!!!!!

どさっ、どさっ、どさっ………

屋上にいたモグラたちが、次々と倒れていく



モグラのパイロットは倒れ
ゴキブリ担当のモグラも倒れ
アサルトライフルのモグラも一匹倒れた

残りは、一千万のアタッシュケースを抱えたモグラと
武装したモグラの二匹だけになってしまった

くそっ、狙撃か!!!
あれだけゴキブリはしっかり持っておけと言ったのに………

そう、、、狙撃手が、四方八方のビルの屋上から、この廃墟ビルを狙っていたのである

だが、ゴキブリに対して、誤射してしまう可能性があったために、みな撃つに撃てずにいたのだ

しかし、チャンスが生まれ、五人のうち三人を仕留めることができた

かさかさかさかさかさかさ………

巨大なゴキブリは、屋上を這っていき、そして廃ビルのダクトの中に消えていった

くそっ………!!!大事な人質が………!!!

こうなったら………!!!お前らが人質だぁぁぁぁ!!!!



武装したモグラは、縛られていた警察にアサルトライフルを向ける

そこの警察!!!こいつの命が惜しかったら、ヘリから降りろ!!!

部下は降りるか、降りまいかを迷う………

俺のことは構わず撃て!!!モグラを撃ち殺せ!!!!

で、ですが、誤射して当たってしまいそうです………!!!

さあ、早く降りろ、降りないと………

ばあああああんん………!!!

ぐわああああああああああああああああああ………!!!

右腕を撃ち抜かれ、警察は叫び声をあげる

部下は、たまらず、ヘリを降りた

よし!!!いいぞ!!!さあ、ヘリに乗り込め!!!

警察を人質にしていたモグラは、狙撃されないよう、
用心深く立ち回りながら、ヘリに乗り込む

アタッシュケースを回収していたモグラが、ヘリに二つのアタッシュケースを乗せた

ばきゅうううううううううううううううううううんんんん!!!!!

どさっ………!!!

アタッシュケースを乗せた、モグラが、狙撃によって倒れた



くそっ………、飛び立て!!!俺だけでも生き残る!!!

用済みになった、警察の人質をヘリの外に蹴り出すと、
今度はパイロットである大金持ちを人質に切り替えた

モグラが大金持ちを銃で脅しつけると
ヘリはばたばたと音を立てて飛び立つ

はっはっは、無能な警察め!!!逃げおおせたぞ!!!
この大金持ちが人質だ!!!!
次は一千万で済むと思うなよ!!!

ばたばたばたばたばたばたばたばたばた………

ヘリは空高く舞い上がろうとする
そのヘリの搭乗口から、垂れているものがあった

救助用の縄梯子である
警察の部下が、ヘリを降りるときに垂らしていたものだった

僕が後を追います!!!

警察の部下は、縄梯子につかまって、ヘリと共に飛び立った



がちゃ………!!!

へっへっへ………一千万円、これは俺のものだ!!!

四人の仲間が死んじまったのは計算外だったが
これも、今となっては好都合………

金の分け前が増えただけのことさ、すべての金は俺のものだ!!!

おい!!!大金持ちさんよぉ!!!
俺はもう一つの一千万の入ったアタッシュケース
そのダイヤルを知らねぇんだ

教えてくれねぇか???この銃の餌食になりたくなかったらな!!!

ダイヤルは××××になりますのぉ………

よしよし、………もう一千万も俺だけのものだ………!!!!

がちゃ………!!!

ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ………!!!
開いたぁ!!!!

二千万円!!!何に使おうか!!!
海外に逃げて、豪遊してやるぜ!!!



んん???気が付いたら、随分高いところを飛んでいるじゃねぇか………

まあ、逃げるには、好都合だな

さあ、海外まで俺を送ってくれ!!!この銃に穴だらけにされたくねぇだろ???

嫌ですな!!!!

なにぃ………!!!!撃ち殺すぞ!!!てめぇ!!!!

是非、撃ってみてみるといい
もしも、あんたがわしを撃てば、
このヘリのパイロットはいなくなる………

あんたはそのまま真っ逆さまですな

てめぇ!!!!
金持ちの分際で!!!!舐めた口をききやがって!!!
いいから、海外だ!!!海外まで俺を運びやがれ!!!

わしはこのまま、警察署まで飛んでいこうと思っております



ちくしょう!!!クズが!!!

そーかい、そーかい!!!
俺にヘリのパイロットが務まらないとでも????

こう見えて、俺は土壇場で力を発揮するタイプ!!!

大金持ち!!!お前などいなくとも、ここから一人で逃げ出して見せる!!!

どけ!!!パイロット交代だ!!!
お前はここで、落ちて死ね!!!

ばあん………!!!!

ぐううう………!!!

大金持ちは、撃たれた腹部を抑える

しかし、痛みをこらえきれず、出血から、やがて気絶した
そうしてモグラは、大金持ちを搭乗口から、ヘリの外へとほっぽり出した

ひゅうううううううううううううううううう………



その時、ヘリに縄梯子で捕まっていた警察の部下は、その様子を目撃していた

やった!!!これは大金持ちに恩を売るチャンス!!!

今、助けに行きますよー!!!とうっ………!!!

警察の部下は、縄梯子から手を離すと、大金持ちの身体を確保するため
高速で落ちていく

びゅううううううううううううううううううううううんんん

空中ですいすいと泳ぐようにして、大金持ちに近づく
やがて、追いついた気絶した大金持ちの身体を、しっかりと掴むと
そのまま、パラシュートを開いた

そう、ヘリコプターに乗る際に、大金持ちからパラシュートを
渡されて、身に着けるように言われていたのだ

ばっ………!!!!

大金持ちの身体を支えながらも、見事パラシュートを開くことができた!!!

助かったー!!!!これで僕も、大金持ちの恩人だ!!!



このヘリコプターさえ、操縦できれば!!!!

そう、操縦して海外に逃走しさえすれば、二千万が手に入る!!!!

こんなもの!!!!
こうやって、、、、、、こうやれば………!!!!!

がちゃがちゃがちゃ………!!!!ぼんっ………!!!!

なにーーー!!!壊れた!!!

くるくるくるくる………

ヘリが回るーーーー!!!目が回るーーーーーー!!!!!

あれ????

扉も、アタッシュケースも、開けっ放しだったー!!!!

アタッシュケースが、俺のアタッシュケースが、滑り落ちていく!!!!

俺の二千万がー!!!!!

ばらばらばらばらばらばらばらばらばらばら………

ヘリコプターの中から、札束がばらばらになって、ひらひらと落ちていく

俺のかねーーー!!!!かねーーーーー!!!!



そうして、都市には、総額二千万の、札束が舞い
市民は狂喜乱舞して、それを拾い集めたという

暴走したヘリコプターは、そのまま海に墜落………
モグラは救助されたが、なぜかそこは海外だった

いやー、先輩、やりましたねぇ!!!!
僕、大金持ちから、礼金をたくさんもらっちゃいましたよ!!!

先輩は………????

…………………。

あっ!!!先輩もしかして、何も礼金貰えなかったんですか???
そうですよね、先輩、何もしてないですもんね!!!!
お金渡してただけだし!!!

…………死ねよ

いやーー!!!大富豪は楽しいですよー!!!!

先輩は、最近、大量発生してるっていう
巨大ゴキブリ退治でも、頑張ってください!!!!

あの廃ビルに、わんさかいるらしいですから!!!!

ちなみに、首輪をつけたゴキブリを見つけた人には
一千万らしいですよー!!!!



その後、その廃ビルとゴキブリたちは、大金持ちによってゴキブリ保護区とされ
都市はやがて、ゴキブリたちに飲み込まれていったという………