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『 <こんな任務 新人に任す> <先輩、また欠勤ですか そうだよー、こんなのやってられるか> どぶさらい、どぶねずみの退治 <くだらねぇ こんなのやるのは新人だけで十分だよ> <手伝ってくださいよ> <手伝わず見守る、それが正しい新人の育て方なんだよ だから、ここから見てる> ごろんっ 新人は、悲しそうに先輩を見捨てると どぶの側溝の上をひとり歩いていく <あっ、君が新しい新人の子ね> <可愛いなー、よし、僕が指導してあげよう> <へ?あの新人?どうでもいいよ> ============================ サルモネラ症 ハンタウイルス病 ちょろちょろうるさいどぶねずみ 確かにここは標的を狙えない新人を 鍛えるのにはうってつけの場所なのだ どぶねずみは病気もち、 ねずみにすら勝てない新人は 病院送り、死んでしまうことすらある 新人はライトを手に 汚く暗い道を ライトの光を頼りに進んでいく どうでもいい どぶねずみ退治なんてどうでもいい 僕はもっと、大きなものを期待して この、今日、初任務に挑みに来たのだ それなのに そのとき、ぼちゃんと水の跳ねる音がする これがねずみか…… でかい!! ============================ ひゃっほー、いえい! 可愛い女の子ー! 指導とかいっちゃって どこで訓練しちゃおうかなー おっと、ちょうどあんなところにホテルがある <あそこにしよう> <えっ?ホテルで何をするんですか?> そんなの決まってるのに 名目かよ、どうでもいい <ホテルからの狙撃だよ、狙撃> <そ、狙撃ですか?私新人なのに……> <イメージトレーニング! まずはそれをつかむんだ> 幸運なことに今日は、そのお誘いがうまくいったようだ いえい、いえい、女の子と狙撃! ============================ はあ、はあ、はあ、どぶ臭い 先ほどから、どぶねずみは 暗闇の中をぴちゃぴちゃと這いより 飛びかかってきていた 僕は体に飛びつかれる前ni……… エンド』 |